社員紹介
モノづくりの基本は材料から
趣味:ゲーム、スノーボード
モノづくりを深く理解するために材料という分野を選んだ
小さい頃からモノづくりに興味があり、大学では材料工学、大学院で金属材料工学の研究をしていました。モノづくりの仕事に就きたいと初めから考えてはいましたが、せっかくやるのならば、モノづくりの出発点である材料から学んだ方が良いのではと考え、鉄鋼メーカを選択肢に入れて、その中で単なる素材ではなく、加工の分野により近い企業が秋山精鋼でした。また、モノづくりの分野では、歯科材料(チタンやセラミックス)やロボットに興味があったのですが、その両方の分野に秋山精鋼の製品が使われていた事も決め手となりました。
加工時の工程設計や条件設定、不具合時の原因調査が主な仕事
コイル状の原材料からバー製品への工程設計や、加工条件等の策定、特性データ等の作成と販売部署への提供が主な仕事です。また、不適合が起こった際には、その原因調査も行います。ここで言う不適合とは、製品表面のキズやサビの発生、加工不良等ですが、その原因がどこにあるのかを究明していきます。
データとコミュニケーションの重要性
不適合といっても、その原因は様々です。例えばキズだと、製鋼(母材メーカの加工)時にどうしても発生してしまうものから、秋山精鋼の製造時や顧客先での部品加工時など、どの段階で起こったかによっても、調べる内容は異なります。
原因を特定するためには不具合が起こった時の状況を把握しないといけないので、製造現場や販売部署を通じてお客様から詳しい状況のヒアリングや、再現テストを行い特定した原因が正しいのか確認することもあります。
より早く解決するために 工程設計のデータ化
工程設計や、加工条件等の策定を手早く行わないと、製造に入れない事もあるので、この仕事は時間との勝負になります。これまで紙でやり取りしていた工程設計の情報を、データのやり取りに改善したところ、これまで翌日以降の確認だったものが、当日に処理出来るようになりました。
自分の仕事が他の人に役に立ったと実感した瞬間でした。
まだまだ改善できる事はあると思うので、社内の仕事がしやすくなり、お客様に喜んで頂ける仕事を、これからも続けたいと考えています。